1.消化器内科の概要
消化器内科では、食道や胃腸をはじめとする幅広い消化器疾患について、質の高い診断・治療を目指しています。 最も重要な診断法である内視鏡検査の進歩は著しく、当科では患者さんに苦痛の少ない検査施行を目標としています。また、外科や放射線科など他科とも協力し、個々の患者さんに対して最良の治療法を行うよう努めます。
2.主な対象疾患
・食道、胃、十二指腸、大腸など消化管の疾患(悪性腫瘍、消化性潰瘍、過敏性腸症候群、感染性腸炎など)
・肝臓、胆のう、すい臓の疾患(悪性疾患、胆石、急性すい炎など)
3.検査・治療の特色
検診の精密検査や治療内視鏡のほか、内視鏡的胃ろう増設術及び交換を行います。また、平成21年8月より嚥下機能評価も行い、リハビリテーション室や栄養室と連携して、患者さんの栄養状態の改善を目指します。
なお、急性疾患には、外来日以外にも対応させていただきます。
さらに、産業医科大学病院をはじめ基幹病院と提携しています。
【主な検査】
・上部・下部消化管内視鏡検査
・内視鏡的ポリープ切除術(NBI・拡大観察)
・内視鏡的粘膜切除術
・内視鏡的逆行性胆管すい管造影
・腹部超音波検査
4.機材について
昨年度より、オリンパスメディカルシステムズ社製のNBI・拡大観察システム、及び炭酸ガス送気システムを導入しました。
NBI・拡大観察システムにより、これまでより微細な部分まで詳しく観察することが可能となり、悪性疾患の早期発見率の向上が見込まれます。また、炭酸ガス送気システムにより、検査及び術後の腹部膨満感が著しく軽減されます。
・NBI(狭帯域光観察):粘膜表層の毛細血管、粘膜微細模様を強調表示する機能です。
・拡大観察システム:光学ズームと電子拡大により、上部消化管用スコープでは最大約120倍、大腸用スコープでは最大約100倍の緻密な観察が可能になります。
・炭酸ガス送気システム:これまでの内視鏡検査では、消化管に空気を送るため、検査後も患者さんのお腹が張った状態(膨満感)が残ってしまっていました。炭酸ガスは体内に吸収されやすいため、検査後の腹部の膨満感は解消される場合があります。
5.受診の際の注意点
・検査の予約状況によりお待たせすることがございます。
・上部消化管内視鏡検査を受けられる方は、前日21時以降は絶食していただいた上でご来院下さい。 |